翁邦雄著『日本銀行』
日本銀行および金融政策の歴史についてバランスのとれた紹介。しかし、日本銀行の歴史や働きについての解説よりも、面白いのは、第7章以降のデフレ脱却のはなしであろう。「処女懐胎的」インフレ理論としての数量説批判、途中まで水平なLM直線、クルーグマンのベビーシッター協同組合論、マネタリストの不快な算術など。
2012年5月26日土曜日
stata, out of rangeデータを見つける
list idcode age wage if wage > 50 で見つける。というきわめて単純な方法。ただし、上の範囲を設定していないので、これだと欠損値も拾う。
2012年4月30日月曜日
2012年1月12日木曜日
if条件と欠損値 ダミー変数 in Stata
gen tall =(height > 190)
条件を括弧で囲むと、条件が真である場合、括弧内は1の値をとり、他の場合はゼロの値をとる。
上述のコードは、"height">190である場合、"tall"変数に1を割り当て、その他の場合にはゼロを割り当てる。しかし、"height"が欠損である場合、どうなるか。Stataは欠損数値が他の数値よりも大きいものとして扱う。したがって欠損であれば、190よりも大きいとして扱われる。その結果、"height" が欠損である場合、その観察値はどれもこの新しい変数"tall"に対して1を割り当ててしまう!
gen tall = (height > 190) if height ! = .
2012年1月10日火曜日
大瀧著『平成不況の本質』
大瀧著『平成不況の本質–雇用と金融から考える』
予想外なことに、ドーアの金融資本主義批判に似て、グローバリゼーション、アメリカ型資本主義および構造改革への批判が展開される。ここでもグローバリゼーション、アメリカ型資本主義が社会的共通資本、人的資本、技能を破壊したことが強調される。ドーアと異なるのは、その批判の展開において、経済理論が利用されるところか。トービンのqに模した人的資本のqや相互規定性の議論は面白い。
予想外なことに、ドーアの金融資本主義批判に似て、グローバリゼーション、アメリカ型資本主義および構造改革への批判が展開される。ここでもグローバリゼーション、アメリカ型資本主義が社会的共通資本、人的資本、技能を破壊したことが強調される。ドーアと異なるのは、その批判の展開において、経済理論が利用されるところか。トービンのqに模した人的資本のqや相互規定性の議論は面白い。
2012年1月2日月曜日
R.ドーア著『金融が乗っ取る世界経済』
買ってからずいぶん時間がかかったが、ようやうR.ドーア著『金融が乗っ取る世界経済:21世紀の憂鬱』を読み終える。金融化を押し進めた政策(担当者)、金融業界、くわえてエコノミスト(経済学者)に対する痛烈な批判を展開。現代社会経済に対する洞察、また分析の点でも面白いが、本書を魅力的にしているのは何と言っても「こんな経済・社会(アングロサクソン型)で良いのか!」という「憤り」である。
2011年12月26日月曜日
2011年12月17日土曜日
QOG, Quality of Government"データ取得stataモジュール
「政府の質」データを取得するモジュール
'QOG': module to access the most recent release of the "Quality of Government" time-series data
DESCRIPTION/AUTHOR(S)
qoguse loads the most recent release of the "Quality of
Government (QOG)" time-series data from the internet into
memory. Also included in this package is qogmerge which merges
the latest release of QOG-data to the data stored in the memory.
データセットのコードブック
2011年10月25日火曜日
黒木登志夫著『知的文章とプレゼンテーション』
黒木登志夫著『知的文章とプレゼンテーション』。英語論文の作成、投稿、プレゼンにあたっての筆者の考え、テクニックを紹介した新書.内容自体はそれほど目新しいことはないが、これからそういうことを行う人には新鮮かもしれない。それにしても、英語はずっ〜と努力しつづけないとダメですね。痛感.
2011年10月24日月曜日
Pierre and Scarpetta, Employment Regulations through the eyes of employers
Pierre and Scarpetta (2004), Employment Regulations through the eyes of employers: Do they matter and how do firms respond to them?
かなり古いが、タイトル通り、使用者がEPLをどのように認識するかを分析したペーパー。使用者の認識を捉えるデータはWorld Bank,Doing BusinessとInvestment Climateのアンケート調査からのものである。
(1)どのような企業がEPLを制約的と捉えているか. innovation企業ー生産ラインを更新する、もしくは新製品を開発する企業ーはどうか。企業規模はどうか。
(2)厳格なEPLにどのように企業が対応するか.企業規模ごとにどのように対応するか。
近年、労働者の側からEPLをどのように受け止めるかという研究が多いが、この論文は企業の側に注目した先駆的研究といえるかもしれない。興味深い点は、雇用保護が使用者によってどのように認識されるかという点の分析と、雇用保護の法制上の厳格さと事実上の厳格さが関連するかどうかを検討している点であり、また、事実上の厳格さ(執行度)を捉える際に、政府職員による査察等のデータに基づいている点である。
かなり古いが、タイトル通り、使用者がEPLをどのように認識するかを分析したペーパー。使用者の認識を捉えるデータはWorld Bank,Doing BusinessとInvestment Climateのアンケート調査からのものである。
(1)どのような企業がEPLを制約的と捉えているか. innovation企業ー生産ラインを更新する、もしくは新製品を開発する企業ーはどうか。企業規模はどうか。
(2)厳格なEPLにどのように企業が対応するか.企業規模ごとにどのように対応するか。
近年、労働者の側からEPLをどのように受け止めるかという研究が多いが、この論文は企業の側に注目した先駆的研究といえるかもしれない。興味深い点は、雇用保護が使用者によってどのように認識されるかという点の分析と、雇用保護の法制上の厳格さと事実上の厳格さが関連するかどうかを検討している点であり、また、事実上の厳格さ(執行度)を捉える際に、政府職員による査察等のデータに基づいている点である。
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