1年程まえに出版されたものだが、紺谷典子著『平成経済20年史』を読み終える。外資(アメリカ)ー大蔵省(財務省)ー財界・改革派の結託という構図はキワモノぽく、度をすぎるとトンでも本の仲間入りをしそうだが、ここ20年の改革に対しては一刀両断で、ともて分かりやすい(また、そこがキワものの臭いを醸し出すのだが…)。「改革」とは名ばかりで結果的には「財政の緊縮」+民営化という結果に終わったという評価は確かにそうであろう。それにしても、「平成」が経済史になるとは…もう20年も過ぎ、経済史の対象になるのか、と個人的にはポイントはずれの点に感心。
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