2007年8月27日月曜日

偽装請負

『偽装請負 格差社会の労働現場』を読む。違法行為を行っているものが、違法行為が違法でなくなるように法律を変えましょうーーという信じられない事実が出てくる。この節操のなさ、ーー最近の流行の言葉で言えばーー、品格のなさ、はあきれるばかり。あきらかに政策決定システムがおかしい。専門的知識を持つ者が行うわけでもなしい、選挙で選出された代表が行うわけでもない。私的企業の利害代表として参加する以上、当然のことと言えば、そうかもしれないが、キャ×ン、御手×や、某大学教授八×は、数10年後には、生活、家庭、地域ーーひいては日本人全体の生活を破壊した張本人として知られることになるでしょう。

2007年8月19日日曜日

おさ×ふ携帯

この田舎でも、多くの店でFelicaカードが利用できるようになり、とても便利。財布を持ち歩くことが基本的に嫌いなわたしめには携帯1つで何でも、てのがうれしい。大都市圏なみに、バスも鉄道も、すべてFelicaで済むと本当に楽なんですけどね。でも、1年程前と比べたら、使える場所が本当に増えた気がする。とくにコンビでの導入が大きいですね〜。ファミ×とロー×ンではiD、セ×ンではnanaco、サークル×ではEdyを利用。ようやく日本もアメリカ並みにキャッシュレスの時代です。免許や職場IDもすべて携帯Felicaに入れることができるともっといいだけど。あと携帯ももっと薄くしてくれるといいだけど、Felica対応のものはどうしても暑くなるみたい。理想は胸ポケットにいれても気にならないという程度でしょうか。

2007年8月18日土曜日

財務3表一体理解法

ベストセラーの『財務3表一体理解法」を読み終える。たしかにわかりやすく、読みやすい。損益計算表、貸借対照表、キュッシュフロー計算書の全体像が分かりやすく説明され、決算書がスラスラ読めるようになるような気にさせてくれる(なるのかなあ~)。損益計算書の「当期純利益」が、貸借対照表の純資産の部の「繰越利益剰余金」になるのがミソ。

2007年8月12日日曜日

生物と無生物のあいだ

話題の『生物と無生物のあいだ』を読む。面白い。縦糸にDNAの螺旋構造をめぐる研究者間の競争、横軸に著者の「生命とは何か」という根本的な問題が展開され、この手の読み物としてはめずらしくストーリーに引きずり込まれて行く。生命とは何か。(1)自己複製を行うシステムである。これは最近の進化ゲームの流行で社会科学の間でも知られてきた生命認識といえる。(2)シュレーディンガーの話、原子はなぜそんなに小さいのか(人間はなぜそんなに大きいのか)。原子のふるまい、無秩序なブラウン運動、が、全体を平均してみると規則ただしい流れを生み出す。物理法則とは多数の原子運動に関する統計学的な記述である。それは全体を平均したときにのみ得られる近似的なものにすぎない。「生命現象に参加する粒子が少なければ、平均的なふるまいから外れる粒子の寄与、つまり誤差率が高くなる。粒子の数が増えれば増えるほど平方根の法則によって誤差率は急激に低下。生命現象に必要な秩序の精度を上げるためにこそ、〔原子はそんなに小さい」、つまり「生物なこんなに大きい」必要があるのだ」(3)シェーンハイマーの生命観。絶え間なく壊される秩序ーー動的平衡。秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない。生命とは動的平衡にある流れ。

2007年8月7日火曜日

Mocetti,Social Protection and Human Capital

Sauro Mocetti、Social Protection and Human Capital: Test of Hypothesisを見直す。最初に読んだときのコメント、Estevez-Abe et al.(2001)の論文とそっくり。ただし、技能の尺度は有益。再度、読み直してみるかあ〜。「本論文の論点は、社会的保護と人的資本への投資の関係を研究すること。アイデアはーー人的資本への投資はリスキーであり、したがって、前提条件として、保険のようなある種の保護を必要とする。とくに、特殊な人的資本への投資はきわめてリスキーであり、回避されないため、特殊な保護を必要とする。試論はこうした関係のミクロ的基礎を研究すること、そのミクロ的基礎はその後マクロ経済的分析へと移行する。ここでは、強い結びつきが、1国の社会的保護のタイプと水準と技能プロファイルとの間に見出される」

2007年8月4日土曜日

建て直し

ようやく事務的な仕事が終わりに近づく。また、リフレッシュのために生活を立て直さないと。とりあえずは、to doリストを作成し、1からこれから2月ほどの仕事の計画を立てないと…。夏はあっという間に過ぎて行くでしょう。いま、一番難しいのはどのテーマで行くかですね。どれも面白そうだけど、すべてっていうのは時間が無理だしね〜。それでは、とにかく次の手順で、
(1)to do list作成
(2)to read list作成
(3)deadlineの設定

といきましょう。ちなみに、「はじめての数式処理ソフト」が届く。Maximaのハウツー本かと思えば、さにあらず。かといって数学の面白さっていう本でもなさそう。なんて言うか中途半端。あんまりmaximaのすごさが伝わりません。CD-ROMをつける必要があるんだろうか。ネットに接続していないという人はほとんどいないでしょう。もう要らないんじゃない。捨てるのにも困るし、横になって本をながめるときも邪魔!