2009年2月24日火曜日

仕事at Seoul

今回の目的地、延世大学と高麗大学。


 

2009年2月23日月曜日

prvalueによる予測値計算

石黒格編著「Stataによる社会調査データの分析」のP.69-70を参照。また、交互作用項が入るケースについては、P.96-97を参照。

2009年2月6日金曜日

Kenworthy & McCall, Inequality, public opinion and redistribution

Kenworthy & McCall (2007), Inequality, public opinion and redistribution. Socio-Economic Review 6, 35-68.
現実の不平等(賃金の不平等と家計所得の不平等)の変化が、個々の人に正確に認識されるかということを検討した論文(現実の不平等ー→認識された不平等)。理論的には、中位の投票者モデルの実証的妥当性を検討しようとしたものである。なお、個々人の認識はISSPのアンケート調査をもとに捉えられている。

(1)現実の不平等
(2)自覚された不平等
(3)社会政策への需要
(4)政策形成

この研究は(1)から(2)への連鎖の欠落を埋めるものであり興味深い試みである。descriptiveではあるものの、データを利用した、堅実な研究。

Social Assistance/Minimum Income Protection

The Social Assistance and Minimum Income Protection Interim Data-Set(SaMip)
スウェーデン社会研究所(ストックホルム大学)のプロジェクト。Kenneth NelsonのHPからダウンロード可能。福祉国家、社会政策の国際比較、長期的動向の分析に利用可能なデータが編集されている。現在のバージョンでは、23カ国、1990-2005のデータが含まれている。

2009年2月5日木曜日

International Survey Center

International Survey Center: Surveys and statistical analysis in many nations.本センタ―は多くの国のアンケート調査を利用し、社会、経済および政治問題に関する共同研究プログラム。データやワーキングペーパーがダウンロード可能。Evans and Kelley, Zagorski,Sikoraによってオーガナイズされている。

2009年2月1日日曜日

Changeling

Changelingをみる。9歳の子供を誘拐された母親に、誘拐を解決できないLAPDが社会的批判を恐れ、別の子供を押し付け、誘拐事件が解決されたと偽装する。しかし、母親はLAPDに抗議し、LAPDに精神病送りにされるにもかかわらず、権力に立ち向かい、警察権力の不正を明るみに出していく。ーーーというのがおおまなかストーリー。権力への抵抗、組織的権力に立ち向かう不屈の個人、アメリカ人好みの要素がオンパレード、とはいえ面白い。飽きさせない。クリント・イーストゥッドは監督としても才能にあふれた人だということがよく分かる。主役はアンジェリナー・ジョリー。トゥームレイダーでしか知らなかったので途中まで気づかなかった。意外とうまい。1928年のロスアンジェルスという舞台背景も映像に趣を与えている。シリアルキラーが少年を誘拐し、監禁していた、アメリカの内陸部の殺伐とした風景もリアリティを与えている。

changelingは直訳すれば、取り替えっ子。これ自体民間伝承からのもの