2009年2月1日日曜日

Changeling

Changelingをみる。9歳の子供を誘拐された母親に、誘拐を解決できないLAPDが社会的批判を恐れ、別の子供を押し付け、誘拐事件が解決されたと偽装する。しかし、母親はLAPDに抗議し、LAPDに精神病送りにされるにもかかわらず、権力に立ち向かい、警察権力の不正を明るみに出していく。ーーーというのがおおまなかストーリー。権力への抵抗、組織的権力に立ち向かう不屈の個人、アメリカ人好みの要素がオンパレード、とはいえ面白い。飽きさせない。クリント・イーストゥッドは監督としても才能にあふれた人だということがよく分かる。主役はアンジェリナー・ジョリー。トゥームレイダーでしか知らなかったので途中まで気づかなかった。意外とうまい。1928年のロスアンジェルスという舞台背景も映像に趣を与えている。シリアルキラーが少年を誘拐し、監禁していた、アメリカの内陸部の殺伐とした風景もリアリティを与えている。

changelingは直訳すれば、取り替えっ子。これ自体民間伝承からのもの

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