2009年2月6日金曜日

Kenworthy & McCall, Inequality, public opinion and redistribution

Kenworthy & McCall (2007), Inequality, public opinion and redistribution. Socio-Economic Review 6, 35-68.
現実の不平等(賃金の不平等と家計所得の不平等)の変化が、個々の人に正確に認識されるかということを検討した論文(現実の不平等ー→認識された不平等)。理論的には、中位の投票者モデルの実証的妥当性を検討しようとしたものである。なお、個々人の認識はISSPのアンケート調査をもとに捉えられている。

(1)現実の不平等
(2)自覚された不平等
(3)社会政策への需要
(4)政策形成

この研究は(1)から(2)への連鎖の欠落を埋めるものであり興味深い試みである。descriptiveではあるものの、データを利用した、堅実な研究。

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