2011年9月18日日曜日

stata ver12

Mac版stataを12にバージョンアップ。Review, Results,Command等の画面はこれまで分離、フロート型だったが、統一された。ささいなことだが、以外と使い勝手が良くなった。また、Do-file Editorもマック版でもようやく色分け、ハイライト表示となり、コマンドを書くさいのミスを減らすことができるかもしれない。ver12ではSEMが売りらしいが、未だ、試しておらず。時間が空いたら、少しずつ試すことにしたい。

2011年9月17日土曜日

Wolfram Alph for iPad

Mathematicaで有名なWolfram社が提供していることからも分かるように、数学ソフトとしても素晴らしい。ずいぶん前から出ていたようですが、今頃気づきました。わずか170円で販売されているにもかかわらず、十分な数学ソフトとして使える。申し分ないコストパフォーマンスです。

2011年9月7日水曜日

カーレド・ホッセイニ


カーレド・ホッセイニ著『千の輝く太陽』を読む。Kite Runnerと同じく、現代アフガニスタンの激動の時代を背景に、2人の女性の人生を描く。アフガニスタンにおいて虐げられた女性の地位とアフガニスタンそのもの――内乱とタリバン支配――2つの悲劇が交錯する世界が描かれる。「だが、この怒りに身を任せることはやめようとも思う。マリアムはそんなことをしない。あの無邪気で賢い笑いを浮かべ、何の意味があるの、と言うだろう。何かいいことがあるのかい、ライラジョ? ライラも、ともあれ先へ進もうと思う。…ライラは先へ進む。何やかや言っても、最終的にはそれしかない。それしかできることはない。そして、希望をもつしかない。」

2011年9月2日金曜日

斎藤他著『マクロ経済学』


斎藤他著『マクロ経済学』を読み終える。2010年に出版され、すでに高い評価を得ている教科書である。評判のとおり非常に優れた教科書である。これまでの教科書がモデルのワーキングがこうこうと説明するものだとすれば、この教科書はなぜそう考えるのかということを丁寧に説明する。とくにミクロ的基礎の解説部分は秀逸である。ただ、どこかでも指摘されていたが、説明が丁寧な分、700ページを超える大著となっている。