2008年2月28日木曜日
What have we learned
Eichhorst, Feil, What have we learned: Assessing labor market institutions and indicators.この論文は労働市場制度とその成果・パフォーマンスの関連に関する研究を展望したもの。
1)中心的な労働市場制度とその指標について紹介、検討(データソースの紹介もあり)。
2)労働市場制度と経済パフォーマンスの関連に関する実証研究をレビュー。
本論文末に、研究の一覧表が掲載されている。Freeman論文、Blanchard論文と同じく展望論文。
1)中心的な労働市場制度とその指標について紹介、検討(データソースの紹介もあり)。
2)労働市場制度と経済パフォーマンスの関連に関する実証研究をレビュー。
本論文末に、研究の一覧表が掲載されている。Freeman論文、Blanchard論文と同じく展望論文。
2008年2月26日火曜日
OECD Employment Outlook 2006
OECD(2006)は資本主義の多様性論に似た議論を展開。労働市場パフォーマンスにおけるツインピーク。主成分分析にもとづき、優れた労働市場パフォーマンスの2つのモデルがOECD諸国において存在する、と主張している。1つのグループは低水準の失業給付、税およびEPLを有し、第2のグループは、十分に発達した給付制度、積極的労働市場政策およびコーポラティズム型の協力でもってほぼ同様のすぐれた成果を達成。しかし、資本主義の多様性とは対照的に、OECDは大陸ヨーロッパのコーディネートされた経済を成功したものとは見ておらず、むしろ、労働市場パフォーマンスからみて問題のあるものと見ている。大陸ヨーロッパ諸国が受動的な福祉国家や規制の厳しい雇用保護と結びついているため。
2008年2月25日月曜日
OECD_製品市場規制データ
Product Market Regulation Home Page@OECD. Nicoletti, Conwayによって開発された製品市場規制データが提供されている.
2008年2月23日土曜日
iPod touch 32G
2008年2月20日水曜日
CEP-OECD Institutions Data Set
William Nickellによって収集されている、労働市場制度のデータセット。もともとはNunziata and Nickellの研究データにもとづいている。これは20のOECD諸国をカバーしており、1960-2004年の時系列データを含んでいる。データ形式はエクセルとstataの形式です。William NickellってStephne Nickellと何関係あり?
2008年2月12日火曜日
Freeman, Labor Market Institutions around the world
Labor Market Institutions Around the World,2008
Richard B. Freeman
労働市場制度の各国の相違によって経済パフォーマンスの相違を説明してきた文献をレビュー。制度が経済的パフォーマンスに影響を与える3つの方法を確認する:インセンティブの変更;効率的交渉の促進;情報、コミュニケーションおよび信頼の向上。最終的には、労働市場制度がどのように機能し、どのようにマクロ経済に影響を与えるかを確認するためには、ミクロデータ、シミュレーションおよび実験の利用が必要という議論を展開。
Richard B. Freeman
労働市場制度の各国の相違によって経済パフォーマンスの相違を説明してきた文献をレビュー。制度が経済的パフォーマンスに影響を与える3つの方法を確認する:インセンティブの変更;効率的交渉の促進;情報、コミュニケーションおよび信頼の向上。最終的には、労働市場制度がどのように機能し、どのようにマクロ経済に影響を与えるかを確認するためには、ミクロデータ、シミュレーションおよび実験の利用が必要という議論を展開。
2008年2月11日月曜日
Synth:比較分析のためのソフト/手法
Synth - Synthetic Control Methods for Causal Inference in Comparative Case Studies:Synth (by Alberto Abadie, Alexis Diamond, and Jens Hainmueller)は比較分析のために利用可能な統計ソフト。Abadie and Gardeazabal (2003) and Abadie, Diamond, and Hainmueller (2007).によって開発された手法を実行.Matlab, R, Stataの3つのプログラムが利用可能。Stataに組み込みました。
2008年2月7日木曜日
Freeman
FreemanのLabor Market Institutions Around the Worldを読み始める。Freemanは「あこがれ」の研究者の1人ですが、今回のものはさほど面白くなさそう。それでもいつもながら手際のよいこと。優れた展望論文というところでしょうか。それにしても、今日は13:00ー17:30頃までずっと会議、その後も諸々のペーパーワーク。怖いことに最近はこんなんでも疲れないなあ〜。何でだろう? 慣れかかあ〜。頭の痛いことは書評原稿の締切が迫っているのに、未だな〜んも手を付けず。2月末まではめどをつけたい。
2008年2月4日月曜日
Bertola, Finance and Welfare States in Globalising Markets
Bertola, Finance and Welfare States in Globalising Markets, 2007. この論文の独自性は次の点にある。国際経済の統合により所得損失リスクが高まり、家計の社会保険需要が上昇が期待される一方、金融市場が発達している場合、金融市場をつうじて家計の所得をスムーズ化することにより、所得の不安定性を抑制することができ、それによって社会保険需要が低下する。Christopher Kent and Jeremy Lawson (eds.), The Structure and Resilience of The Financial System, Sydney: Federal Reserve Bank of Australia,2007.
Doing Business雇用の硬直性指標
Doing Business 経済成長に影響を与える規制を評価するためのガイドを提供。参入規制、労働規制、信用、インフラ等、さまざまなデータを提供している。Simeon Djankovによって開発
2008年2月3日日曜日
The Economic Freedom of the World
The Economic Freedom of the World Networkは世界の経済的自由に寄与するためのネットワークだそうです。この団体が発行している年報”The annual Economic Freedom of the World Report”には141ヵ国の経済的自由度を測るデータが掲載されており、同サイトからダウンロードできる。Richard Freeman等、研究者も利用しており、信頼のおけるデータのようです。
登録:
投稿 (Atom)