2008年2月4日月曜日

Bertola, Finance and Welfare States in Globalising Markets

Bertola, Finance and Welfare States in Globalising Markets, 2007. この論文の独自性は次の点にある。国際経済の統合により所得損失リスクが高まり、家計の社会保険需要が上昇が期待される一方、金融市場が発達している場合、金融市場をつうじて家計の所得をスムーズ化することにより、所得の不安定性を抑制することができ、それによって社会保険需要が低下する。Christopher Kent and Jeremy Lawson (eds.), The Structure and Resilience of The Financial System, Sydney: Federal Reserve Bank of Australia,2007.

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