2012年1月2日月曜日

R.ドーア著『金融が乗っ取る世界経済』

買ってからずいぶん時間がかかったが、ようやうR.ドーア著『金融が乗っ取る世界経済:21世紀の憂鬱』を読み終える。金融化を押し進めた政策(担当者)、金融業界、くわえてエコノミスト(経済学者)に対する痛烈な批判を展開。現代社会経済に対する洞察、また分析の点でも面白いが、本書を魅力的にしているのは何と言っても「こんな経済・社会(アングロサクソン型)で良いのか!」という「憤り」である。

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