2008年4月18日金曜日

Are Labour Market Institutions Endogenous?

Daniele Checchi and Luca Nunziata(2007) Are Labour Market Institutions Endogenous? An Investigation of Unemployment, Unions and Wages.

これまでの労働市場の制度研究が、制度→労働市場パフォーマンスに焦点が置かれていたが、この論文は制度(労働組合組織率)の内生性を明示的にモデル化したものである。方程式体系、3SLSを利用し、労働市場パフォーマンス(失業)との相互作用を計量的に分析した論文。また、Hall & Soskcie, Amableらの研究も取り入れ、係数の異質性をとりあげている。失業と組織率の間に存在するフィードバック効果にもとづいて、各国を分類。興味深い論文。

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