2008年5月5日月曜日

国際金融のトリレンマ

①為替の安定、②金融政策の独立性、③国際的な、資本の自由移動

<<金本位制の時代>>
 -為替の安定と資本の自由な移動は満たされていたが、金が国境をまたいで自由に移送されるために金融政策の独立性は保たれていなかった。
<<第2次世界大戦後のブレトンウッズ体制>>
 -固定相場制と金融政策の独立性を確保するために、短期的な資本の移動を制限
<<現在の為替相場制度>>
 -為替の安定よりも、金融政策の独立性と資本の自由な移動を優先。資本移動が大きくなると、介入により為替レートを安定化させることは時事上不可能
『アメリカの経済政策』(86)

0 件のコメント: