Rumler and Scharler(2009) Labor Market Institutions and Macroeconomic Volatility in A Panel of OECD Countries.
Calmfors and Driffill(1988)の議論を拡張:賃金交渉過程の制度的特徴が、どのように、外生的ショックに対するマクロ経済変数の反応に影響を与えるのかを検討。具体的には、労働市場制度がビジネスサイクルのボラティリティに影響を与えるかをOECD20カ国のサンプルにおいて実証的に分析
実証的発見
(1)高い労働組合組織率によって特徴づけられる国が産出高のよりボラタイルな動きを経験する傾向にあり、他方、賃金交渉制度の雇用保護法制の程度が産出高のボラティリティに対して限定的な役割を果たす
(2)高度にコーディネートされた賃金交渉制度がインフレのボラティリティに対して抑制的インパクトを与える
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